こんにちは、とつです。
今日は最近読んだやる気を上げる方法を科学的に解説してある本が良かったので紹介したいと思います!
「やる気を上げる8つの方法 コロンビア大学のモチベーションの科学」(著:ハイディ・グラント・ハルバーソン)
1、2時間程度でサクッと読める、そのくせ分かりやすく要約されている本でとても読みやすかったです。
「やる気を上げる8つの方法 コロンビア大学のモチベーションの科学」(著:ハイディ・グラント・ハルバーソン)
やることが溜まってる。
けどやる気が出ない。。。
あ、スマホに通知来た。
〜1時間経過〜
やべー、何にもできてねえ、1ミリも進んでねぇ!!!
はい、ワタシデス。
この本では、人それぞれやる気が上がらない要因が違うと言っています。
どうやら、人間には大きく分けると
8つのタイプ と 3つの性質 があるとのこと。
8つのタイプ
1 中二病
2 うざいやつ
3 臆病者
4退屈な人
5 やる気の空回り
6 まじめな見習い
7 新星
8 熟練の匠
「やる気を上げる8つの方法 コロンビア大学のモチベーションの科学」(著:ハイディ・グラント・ハルバーソン)
なんともすごいネーミング。。。
著者がいうには、人間を「やる気」という観点から見ると、この8つに分けられる。
そして、そのタイプごとにやる気のあげ方が違うみたいなんです。
頭で考える前に体が動く人と、熟考して色々なパターンを想定してから動き出す人がいる。
みたいなことで、その人に合ったやり方がある。
まずは自分を分析してみるべし。
ってことで、この8つのタイプ分けをするため、3つの性質を確認しましょう!
3つの性質
1 証明or成長マインドセット
2 獲得or回避フォーカス
3 自信の有無
「やる気を上げる8つの方法 コロンビア大学のモチベーションの科学」(著:ハイディ・グラント・ハルバーソン)
証明or成長マインドセット
まず1の「証明or成長マインドセット」についてですが、人にはそれぞれ考え方のクセがあると著者は言っています。
証明マインドセット:他人に自分の能力を見せつけ認めさせる
成長マインドセット:自分の能力の向上に焦点を当てている。他人の目を気にしていない。
うん、とりあえず証明マインドセットさんは自慢してくる嫌なやつって感じですね。笑
でも、人間誰しも他人に自分の力を見せつけ、「スゴイ!」とか「天才!」とか言われたい生き物なんじゃないでしょうかね。
筆者は、「成長マインドセット」の考え方のほうが、「やる気UP」に有利であると言っていました。
確かに、他人に能力を見せつける目的が認めさせることなら、認めさせた瞬間で終わっちゃいますよね。
そこからさらに能力を伸ばそうって思わなくなっちゃいそうです。
獲得or回避フォーカス
2つ目が「獲得or回避フォーカス」。
これはやる気を出し、行動するための原動力には2パターンある。ということだそうです。
例えば、「仕事」に対し「やる気」を出す場合、
獲得フォーカス:仕事=達成感の獲得(賞賛されたい、褒められたい)⇨情熱タイプ 回避フォーカス:仕事=安定、信頼、責任、義務(批判されたくない)⇨自衛タイプ
と、目的が違うみたいなんです。
確かに、僕の場合、「仕事でミスして怒られたくねえ。ヘマしたくねぇ。」が常に頭の中にあるんですよね。
逆に、いつも「達成感味わうために仕事してます!みんなの生活をより豊かに幸せにするため働いてます!」っていう熱い人もいるってことなんですねー
自信の有無
自信、または「自己効力感」とこの本では言っていました。
自己効力感:望む結果を得るために必要とされる能力が自分にある
この自己効力感が「やる気」のために重要であり、それは4つの要素で構成されるらしいです。
- 成功体験(これが最も重要)
- 他者の体験を学ぶ(他者の成功、失敗を追体験する)
- 他者からの保証や警告(あなたなら出来る。や、それをしてはダメだ。などの助言)
- その時の私たちの気分
何事にも自信は必要で、そのためには成功体験をすることが手っ取り早く、その積み重ねが大事なようですね。
3つの性質から、自分がどれに当てはまるか?
この3つの性質から、自分が先程の8つのパターンのどれに当てはまるかがわかります。
1 中二病
2 うざいやつ
3 臆病者
4退屈な人
5 やる気の空回り
6 まじめな見習い
7 新星
8 熟練の匠
「やる気を上げる8つの方法 コロンビア大学のモチベーションの科学」(著:ハイディ・グラント・ハルバーソン)
ちなみにとつは、
3 臆病者 もしくは、5 まじめな見習い
であることが、分かりました。笑
自分がどのタイプに当てはまるか、気になる方は一度読んでみても損はないと思います。
むしろ、この本により早く出会う方が自己分析にもなり良いと思います!
まとめ
あくまでも上で書いてきたのは、自分がどのパターンに当てはまるかだけであり、タイプごとの対応についても要約されてこの本に書いてありました。
また、著者は全ての人はまず「成長マインドセット」へと考え方をシフトするべきだとも言っていました。
つまり、やる気を「他者」へ向けるのではなく、「自身の成長」に向けるべきということです。
僕も、この考えを頭に、ブログ執筆頑張ろうと思います!
この本に出会えて良かったです!
それでは、また!
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