こんにちは、とつです。
月に1〜2冊は読書をしている僕ですが、2,3年前まではKindle派でした。
かさばらないし、スマホでも読めるし、夜読む時も読書ライトもいらない。
便利な時代になったなあ、と思っていました。
ですが、ここ一年ほど紙媒体の書籍に戻っています。
その理由をお話しします。
書き込める
電子書籍と紙書籍の大きな違いは書き込めるか否か。
Kindleでもマーカーが引けたり、メモを追加したりできるんですが、画面をなぞって線を引くのも微妙な力加減で余分なとこまで線が伸びてしまったり、その逆で足りなかったりしますし、メモもキーボード入力orフリック入力する必要があるので、1アクションから2アクション遠回りしないといけません。
その点、紙なら直感的に直接的に、思い立ったその瞬間に書ける。
この、思い立った瞬間というのが大事だと僕は思います。
目次にすぐ戻れる
最近、読書を変え目次をよく見るようになりました。
今まで目次なんて読み飛ばしてたんですけど、「中田敦彦のYouTube大学」の読書に関する動画を見てから目次を見るようになりました。
目次って、著者が言いたいこと羅列してくれていて、「つまりコレが言いたい本なんだ!」って分かる素晴らしいページなんです。
Kindleだったら、移動をタップして、目次をタップ(目次のショートカットがない場合もあり、はじめに的なところをタップして数ページ進む)する操作がいります。
ここまで5秒くらい。
紙の本だったらそれがコンマ1秒でできる。
この差は貴重な読書時間において大きいんです。
読み返したい箇所が探しやすい。
Kindle本にも付箋メモの機能はあるんですが、そのメモを入力するものめんどうだし、複数の付箋を登録していた場合、何がどれなのか訳がわからなくなってしまう事が多々ありました。
紙の本なら、ページの端を斜めに折るだけで目印になるし、前後のページと関連的に記憶しやすいので「〇〇について書かれてたのは、このページの後だったな」みたいな感じで読み返したい箇所を素早く開けるんですよね。
売れる
Kindle本は買い切り。(その分タイムセール、ポイントバックなんかで半額で買えたりはするけど)
紙の本は、メルカリで売ってしまえば定価の1割引きくらいで買い取ってくれるので、実質数百円で読むことができる。
やぼな話ですが、これも大きなポイント。
新たな本との出会いがある
自分と全く接点のなかった本たちに不意に出会うことありませんか?
Kindle本では、新たな本と偶然出会うことが中々なく、出会っても中を見ることができません(サンプルをダウンロードできるが、全部は見れないし、何手間もかかるので面倒くさい)。
紙の本だったら、本の表紙、帯が目に飛び込んできて、気になったらペラペラとめくり、
「なんだかこの本面白そうだ。」と本に吸い寄せられることが多々ありました。
そんな偶然の出会いを求めて、僕は本屋にいっています。
まとめ
Kindleの良さもあって、iPad(特にApple Pencil)とKindleの親和性は素晴らしいものがあるんですが、やはり紙に印刷された本には電子書籍では絶対にない‘匂い’だったりページをめくる‘触感‘だったりがあり、それがより本の内容を記憶に留めてくれる要素な気がします。
また書店には、‘本と出逢う偶然‘があり、その偶然が意外とこれまでの生き方を変えてくれる。そんなことがあると思います。
皆さんもたまには書店に出かけてみてはいかがでしょうか?
それではまた。
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